忍者ブログ
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[03/04 カズT]
[03/03 うららんぼ]
[09/29 たっち]
[05/07 あおちゃん]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
貴伊和の職人とパートナー
性別:
非公開
職業:
着物染色補正
趣味:
城巡り
自己紹介:
2009年1月に「着物染色補正 貴伊和」と言う事業所を立ち上げたしみ抜き職人とそのパートナーです。
バーコード
ブログ内検索
P R
「着物染色補正 貴伊和」の職人とパートナーが日々の出来事などをブツブツと・・・。
[ 7 ]  [ 8 ]  [ 9 ]  [ 10 ]  [ 11 ]  [ 12 ]  [ 13 ]  [ 14
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昔、「バラ色の人生」って言葉をよく聞いたような気がするけど、バラ色って何色?
「染色補正 貴伊和」の周りにもそろそろバラの花が咲く季節になってきました。そうなんです、何種類かあるので花色はいろいろあるんです。
事業所は、始めたばかりで満足のいく結果には到達していないけれど、やっていることにはプライドもあるし、それに相応しい努力をしているつもりだし、お客様も少しずつ腕を見てくれているし、充実してきています。
だからバラは、好きで育てていますが、「バラ色の人生」なんて言葉は、今の環境の中で感じる必要もないし、でも最後にそんな言葉で振り返ることが出来たら、どんなに苦しいことが多くあっても、幸せだったと思えるのかな?

81f9b830.jpeg2009年、一番最初に咲きそうなバラです。
冬にあまり手入れが出来なかった庭のバラたちが、すこしずつ蕾をつけています。
病気や虫がついたりして弱っているものもありますが、少しでも咲いて楽しませてほしいですね。時間を作って少しでも世話をしなくちゃね。
小さなことでもコツコツと・・・。
仕事も同じだから。

・・・頑張って花を咲かせておくれ、私も頑張るから・・・。

PR
今日は、朝某TV局の「あっぱれ・喝」のスポーツを見てから仕事を始めました。
仕事中は、ラジオを聴きながら作業をしてます。この仕事を始めてから(師匠に教わっている頃から)ずっとこの習慣です。

mon.jpg<丸に抱き柏>

紋屋さんに紋がえしてもらった紋です。
これも職人仕事ですね。

紋の細かい線を描くのは、やっぱり素人では困難です。種類も多いし、同じ紋を違うことなく描けるようになるまでの修行もしてきただろうと思います。
こんな職人さんたちが、いなくならないように願います。
もっと着物を着る機会が増えてほしいですね。
車が黒い(軽のワゴン)ので暑かった。・・・そして今日は営業で熱く語った。
しかしいつも思うのが、話が回りくどくて聞く相手は大変だろうと。
もともとしゃべり下手なので営業向きではないけれど、何とか伝えたいってことだけでも判って下されば、それでいい・・・。

87395b3d.jpeg庭のミニバラの鉢に咲くスミレ。
ミニバラは、世話が足らなくて貧弱になってるけど、雑草的立場のスミレは、何もしなくても元気に咲いている。

世間に知られる職人ではないけれど、目立たない所でもたくましく、いい仕事をする職人になれれば、口下手でもいい。

明日は、今日の分もしみ抜きするぞ~。色さしするぞ~。


今日お話しをして下さった呉服店の皆様、ありがとうございました。    (4月11日)
昨日は天気も悪く、仕事も途中だったので午後からの営業の予定を変更してしみ抜きをしました。
それで今日は、チラシの準備をしてお昼前に家を出て、岡崎方面へ営業に行きました。

e2da7729.jpeg蒲郡を経て248号線を走り、幸田から岡崎に入って途中から美合に向かいました。何軒か訪問してしみ抜きをPR。
この日は、岡崎で家康行列があり、道が混むことは判っていたのですが、それにしても・・・。途中道を(1号線)を外れて呉服店さんに向かいました。
再訪もあったのですが、初めて行く所も何軒かあり、緊張しながらも話を聞いてもらいました。
後半、岡崎公園の前を通ったのですが、依然混んでいて、アコPさんが運転していたので助手席から桜を撮りました。先週より花が開いていました。ほぼ満開かな?・・・それにしても人・人・人でした。

結局14軒訪問して、手作りのチラシや名刺を渡して、それなりのアタックをしてきました。
報われるかどうかは判りませんが、これも将来のためです。
最後に再訪した呉服店の社長さんが、いろいろと聞いてくれて手応えがあったので何とかお付き合い出来たらと思います。
営業をしてみて、手応えを感じる呉服店さんは、やっぱり仕事に貪欲でお店も奇麗な展示をしていて、訪問しても気分が違います。そんな元気な呉服店さんとお付き合いできるように仕事を頑張っていきたいと思います。
今日は久しぶりに反物のヤケ直しをしました。最近はめっきり少なくなったヤケ直し。ただうちに来ないだけなんだろうけど、京都に出していたり、仮絵羽から直さずに仕立てたりじゃ、こっちの職人が育たないと思うよ・・・。

b5930f30.jpegヤケ直しの仕事は、2~3日かかったり、半日で出来たりと幅が広いけど、今のしみ抜きの仕事もこのヤケ直しの修行が原点なんだ。

師匠は、前社の前に勤めてた所の若旦那で、京都の直し屋さんで10年丁稚奉公して身につけたものを僕らは教わったんだ。
僕より若い師匠だったけど、僕らが辞めて他で始めた後亡くなっちゃった。でも今職人として仕事が出来ているのは、師匠のおかげ。前社の経営者から学ぶものは10年つきあっても何一つなかったけれど、師匠に教わった技術は、今確実に活きている。

その技術は、前社にいた10年で僕らの技術として知られることはなく、経営者の評価となっていたけれど、今自分で始めたことによって、やっと職人の力として少しずつ知られてきていると思います。
厳しかった師匠の技術の基本とそのあとの10年で培ったものを、これから少しでも着物業界の役に立てていくこと、そして次の職人を育てることが、恩返しだと思って頑張りたい・・・。
今日は、そんなヤケ直しの日でした・・・。                    (内容は4月3日です)
忍者ブログ [PR]


Copyright(c) しみ抜き、色さし、ふたり言 All Rights Reserved.
Template By Kentaro